W.F.S.的なLA生活

ワイン、フード、スポーツを愛するロサンゼルス在住者Ritzの日記

体罰?

大阪市の高校で、部活の体罰を苦に生徒が自殺した問題。橋下市長の主張が通り、体育科の入試を中止するそうだね。

私的には悪いのは体罰(というか暴力)を行なってきた指導者が第1。そして、その指導を見て見ぬふりをしてきた周りの教師たちが第2であって、そういう教師たちを処分すれば済む話を、なぜ入試の中止にまで突っ走ってしまうのか理解に苦しむ。

予算の執行を盾に、主張を通そうとする橋下氏には違和感を感じる。そもそも教育予算は生徒たちとその教育のために使われるのであって、それを出さなければ、第一に困るのは生徒たちではないか。

アメリカでは教師が生徒に手を上げるなんて考えられない。そんなことをすれば、親に訴えられて、まず敗訴する。そうなれば莫大な損害賠償を受けたり、当然教職は失職し、収入を得る手立てを失う。アメリカの教師は、どんなに教育熱心だとしても、体罰は決して割にあわないことを知っているから、アメリカの学校ではまず体罰なんて起き得ない。

日本は体罰を肯定する気分があって、熱心な指導と体罰はイコールに近いものと考える悪しき伝統がある。現在の教師たちも、若いころに体罰を受けて育ってきているので、そのような体罰を肯定する気分を一気にひっくり返すのは難しいのかもしれない。

しかし、体罰を受ける生徒の側の感じ方は様々だ。殴られようが蹴られようが、それをエネルギーに変えられる強い生徒もいれば、今回のように自殺してしまう生徒もいるだろう。生徒によって受け止め方が様々である以上、禁止するのが当然だと思う。

Ritzも決して体罰をすべて否定するわけではない。盗みを働いたり、人を騙したりなど、人としてやってはいけないことを子供がやったら、体罰も当然だと思う。しかし一方で、たかが部活くらいで顔が腫れ上がるほど殴るなんて理解不能だ。しかし、自分たちも体罰を受けて育ってきている教師の側の意識を変えるのはかなり大変なのだと思う。

だから、Ritzが考える体罰防止策は簡単だ。完全に体罰を駆逐するのは現実的ではないのなら、以下の3つだけは徹底して守らせ、もし違反があれば、ただちに失職させる。

(1)頭部への体罰を禁止
   とにかく、生徒の首から上へは指一本触ってはいけない。
(2)道具を使っての体罰の禁止
   バットや竹刀などの道具を使って体罰を行うことは禁止。
(3)足で蹴る体罰を禁止

この3つのルールを教師と生徒の間でしっかり共有し、徹底するだけで体罰はなくなると確信する。なぜなら、体罰は最小限の力で最大限の打撃を与えることを可能にしているからこそ日常化するのである。この3つを禁じれば、生徒のおしりを手で叩くような体罰はOKとなるが、そんなことを日常的にしていれば、自分の手のほうが痛くなってしまうからだ。それに、おしりを叩かれたぐらいで、自殺するような生徒はいないだろう。

大事なことは、入試を中止などと小手先の変革ではない。本当にやってはいけないことと、それを破った場合の罰則を明確にし、厳格に適用することだ。
  1. 2013/01/22(火) 16:06:48|
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鹿児島出身、10月21日生 血液型B型
1995年よりロサンゼルス在住
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趣味はゴルフとワイン
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