W.F.S.的なLA生活

ワイン、フード、スポーツを愛するロサンゼルス在住者Ritzの日記

日本人2人がイスラム国に拘束---メディアの責任はないか?

とうとう日本人もイスラム国の魔の手にかかっちゃったねえ。無事で帰ってきて欲しいが、すでに湯川氏は殺害されたとの観測が広がり、残る後藤氏だけでも・・・・

しかしイスラム国なんて、全く常識が通用しない所だな。相手の人間性なんてお構いなしに、金にならなければすぐ首をはねる。そんな所に出かけていくとは、腹を空かせたライオンがうじゃうじゃいるジャングルに入っていくようなものだな。こう言う危険この上ない所に入っていくのは自己責任だとはよく言うが、果たして自己責任だけで済むのか。ライオンうじゃうじゃのジャングルに入るのは確かに完全に自己責任だ。食い殺されればそれまでだ。

しかし、イスラム国に入って捕まったとなれば、当然日本政府に身代金を要求される。身代金は我々の血税なんだから、結局捕まれば、日本人全員に負担を強いることになる。つまりイスラム国に入国することは自己責任以上のものを背負うことなのだ。「もし捕まったら、殺されても本望だから、身代金なんて払わないで欲しい」という覚悟を抱いていたとしても、事態はそうは進まない。自分が望んでいなかったとしても、日本は身代金を払うかもしれない。

結局の所、人間は、自分の命以上のものは背負えない。どうしても行きたいヤツはあらかじめ身代金相当を用意してから行くか、保険にでも入ってから行くべきだ(といってもそんなアブナイ保険を請け負う保険会社があるはずもない)。だから、普通の人間は一切近づいてはいけない場所ということだ。

戦場の人々の苦境を伝えるのはジャーナリストとして立派な仕事だろう。しかし、後藤氏がイスラム国や中東に入っていったのはジャーナリストとしての使命感だけだろうか。そこには自分以外の日本人にはできない報道するという功名心もあったのではないだろうか。さらにそれを後押ししたのは、きっと大金を払って取材契約をしたテレビ局などメディアではないか。テレビ局は自分たちは安全な所にいながら、お金で釣って、後藤氏のような末端ジャーナリストに危ない橋を渡らせたようなものだ。もし取材に対して十分な報酬がなければ後藤氏だって、わざわざそんな危険な所に出かけていったとは思えないんだが。それなのにいざ後藤氏が捕まったら、全く他人事だ。

私は、イスラム国への取材に対して、外部ジャーナリストに大金を払うようなことはメディアは自粛すべきだと思う。どうしても戦場の絵が欲しければ、大手メディアならば身代金くらい自分で手当てできるだろうから、「もし捕まっても身代金は社で払うから」って言って社員を行かせればいいんだよ。でも、そんなことできるか?社員にさせられないようなことを、金で他人にやらせるなっての。
  1. 2015/01/26(月) 01:24:38|
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鹿児島出身、10月21日生 血液型B型
1995年よりロサンゼルス在住
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